国内のサイト、及び手持ちの画像よりご紹介をさせて頂きます。
10.11
川上氏の愛車GL1200&1500+EML(極、一部ですが・・・)のご紹介を・・・・(順不同で失礼致します)
舟の側のドレスアップをいかに決めるか!・・・・GL用のパーツ(主にマークランド製だったでしょうか)を応用されていました。
舟のシート後方の鷲の飾りは、なかなかの力作でした!!
随所に川上氏の情熱が注がれた力作だと思います。
この時代にはGLの国内仕様なんて存在していませんでしたので、ワイパーは勿論、自作です。
舟の前面のパーツは”本物”のGoldです!!
その後、バイク側に取り外し式の屋根を自作されました。
効果の程については伺って無いのですが・・・
この頃のGold色のGLは限定生産だったのでしょうかね?・・・・ とても綺麗なお色でした。
舟のフロントバンパーは、いずれも外車のメッキバンパーを利用されておられました。
今のGL1800では、良くみかけるホワイトですが、当時は希少のお色だったかと・・・
この頃より舟のフロントバンパーは自作されるようになりました。 この時、確かハンドチェンジに改造されていたかと・・・・
私は怖くて、エンジンをかける事が出来ませんでした。
舟の先端部の形を、大幅にモディファイされました。
元のEMLのフロント部分をぶった切ってから(義歯を作る材料を駆使されて)型を成型後、完成なさったとか。
10.11
今から15,6年前の写真ですが・・・・
かなり前に確か、坂出で撮ったモノかと存じます。
ハーレーの大御所 W様の愛車を初めて拝見した私は、圧倒されるばかりでした。
川上氏よりW様のお話は良く伺っておりますが、現在も精力的にご活躍とのこと。
私のような若輩者はW様のお側に近付くことすら憚られますが、バイクへの情熱の凄さは尊敬するばかりでございます。
09.22
川上氏流のドレスアップ法、その2です。
前回はベルトバックルでして、私のような素人でも簡単に細工出来るモノでしたが・・・・
今回は、本格的なモノです。
今から20年前位・・・・今ほどにサードパーティー製のパーツが販売されていませんでした。特に舟の方(バイクとは車幅が異なりますので)のドレスアップには、いろいろな工夫が必要でした。
リアーのデラックスバンパーなどは、市販のぶんを短くして(埋め込み式のライトが有りますので、カットする場所は制限されますが)取り付けられていました。 当時はデコトラ用のオーダー製品も有るには有ったようですが、どうしても大型トラック用でしたので、ミニサイズな舟にはfitしませんでした。
フロントの方は(どこかで書かせて頂きましたが)解体屋に行って、古い年式の外車のメッキバンパーを見つけて来ます。 そして真ん中でカットして(舟の巾に合うように調整して)再び、ボルト・ナットで固定する!・・・・そんな感じで、ドレスアップを致しておりました。
いつ頃から、始められたのかは?・・・なのですが、川上氏は自宅近くの自転車の部品工場のお知り合いの方に、オリジナルのバンパーの製作をお願いされるようになったのでした。
今もそうかと思いますが、当時の市販のデラックスバンパーは鉄板にクロムメッキしたモノを使っておりました。ですので、かなり小まめにメンテナンスを行っておりませんと、錆がメッキ面にまで浸入して来るのでした!
でも、川上氏はステンレス板(かなり厚めのモノをお使いです)で作られているそうで、その点でもメンテナスフリーで楽チンです。
フロントは、ステンレスパイプを巧みに利用されて、ドレスアップに使われております。
後はフラッグ・ポールと、車巾燈を固定する基台もステンレス板で作って頂きました。
GL1800になりヘッドライトの明るさや左右の照射範囲も改善されて、とても乗り易くなってます。ですが車幅の広いサイドカーには車巾燈は必須となります。ライトを直接にボディーに固定することも出来ますが・・・・・
側面は、こんな感じに・・・・・ステンレスパイプの切断面に、川上氏のこだわりが!
斜めにカットしたデザインとなっておりますが、かなりの手間と溶接技術を要するそうです。
リアーバンパーは、最近は市販品はお使いにならないとのこと。
舟の側とお揃いのデザインでステンレスバンパーを作られてます。バンパーに埋め込まれたランプですが、外側は市販品をそのまま使い、内部はLEDに置き換えられています。
サイドトライクなどの場合、或いはオーナーの方のご希望により、バイク〜舟までの一体型のバンパーを付ける場合も有るそうですが、そのあたりは好みの分かれる所だとか・・・・
リアバンパーの側面ですが・・・・いろいろ試行錯誤されながら、作っておられるそうです。
私の場合は、(敢えて)長めにしてみられたそうです。
この部分は、何か飾りを付けたくなる場所ですが、バンパーが伸びており、私はこのデザインは気に入っております。
(Hechard のシールは、パソコンで作れるシートを使って自作致しました)
一番、最近に作って頂いたものですが・・・・舟の先端を数cmリフトアップしてセッティングしております。それで少し離れた所から覗き上げるとサイドカーのフレームが丸見えになってしまうのでした。
それを隠す意味で付けて頂きました。 川上氏でしたら、こんなモノを作るのは”朝飯前”でしょうが、私には雲を掴むような話しです・・・・
ハーレー仕様のフロアーボードはGoldWing用にも、数種類が販売されておりますが・・・・・
以前は、市販品を使っておられましたが・・・・・オリジナル性を重んじられる川上氏のコダワリが、ここでも発揮されました。
サイドカーですので、転倒の危険性は(かなり)減ります。二輪車の場合は(転倒時には)ステップででも車体を支える必要性が有りますが、その心配も有りません。 なるべく足は自由にどこにでも置ける方が楽チンですよね!・・・・・で、このような巨大なフロアーボードを作って頂きました。
ボードの固定は、元々のステップとパセンジャー用のフットレストを利用しております。ハニガンのサイドトライクの場合はボードの横幅が、かなり広くなりますので、更に底面に補強材を追加されており、強度はバッチリです!
細かな所ですが・・・・GL1500に比べまして足元(特に左足のチェンジ付近)が若干、窮屈になったような気が致しております。特にエンジンのシリンダーヘッドと左足・つま先部分との隙間が少なくなったような・・・・ それで(写真では判りにくいのですが)日曜大工の店でL字鋼を買い、チェンジペダルの位置を少し外側・前方にずらしております。
オリジナルのフロアーボードですが、デザイン面で好き嫌いが出て来るところかもしれませんが、足の自由度は格段に広がりますので、私はとても気に入って使わせて頂いています。
(写真の撮り方が悪くて、判りにくくて申し訳ございません)
バイク、右側のステップですが・・・・初めはオリジナルの状態で乗っておりました。でも・・・・
以前に、川上氏が右側にもオリジナルのフロアーボードを付けておられたのを覚えてまして、今回、リクエストをさせて頂いたのでした。
サイドカーの場合は、舟とバイク本体との間には数本のアームが伸びておりまして、それに干渉せずに取り付けが可能なモノを、作らねばならなかったのでした。 また、作業をする際には(ある程度)簡単に取り外しが出来る様にもしておかねばなりません。
・・・・で、このような立派なモノを作って頂きました。
怖がりの私には・・・・バイクと舟の間のスペースから地面が見えるのが、何となく怖かったのでした。もしも、そこ(その開きスペース)に足を落とし込んだら、一体、どうなるんだろうか?・・・と。
ボードのお陰で開きスペースも見えなくなり、足を落とし込む危険性も解消されてルンルンです!そして右足が、自由に移動出来るようになり束縛感が無くなりました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・川上氏の製作現場の裏話を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これらのフロアーボードの製作には、最新鋭のCADを使って整然と作られているのです!・・・・・というのは嘘、ぴょ〜ん!
本当は、ダンボールにマジックで概略をスケッチされたものを(フリーハンドで!)、そのまま馴染みのオヤジさんところへ持って行かれるのでした。
それで、出来上がって来たモノは、ドンピシャ!・・・・・ 凄い!!(長年のキャリアーの為せる業ですね!)
09.21
川上氏流のドレスアップ法です。
バイク専用のドレスアップパーツだけが全てでは無くて、バイクとは全然関係の無いようなモノでも、、バイクのドレスアップに流用してしまおう!というのが川上氏の持論です。
その中でベルトバックルがその1つです。 バックルの裏面のフックと留め金をサンダーで切り飛ばして平たくすれば、出来上がり!
・・・・で、eBayの中でGL関連のバックルを捜してみたのでした。
この3つはメーカー公認の純正バックル・・・・みたいです。至るところで出品されているようです。
これはバイク向きの汎用品で見かけます。外側は共通の型で、中央にそれぞれのバイクの飾りが追加されております。
これも外側は共通で、中央の円形の飾りがそれぞれのタイプに変わります。
メーカー純正では無さそうですが、中央のマークは純正風・・・・・
ちなみに、この2個を落札致しました。
1つはフロントフェンダーの前に、あとの1個は舟の側面(補助ガソリンタンクへの注入口部分の窪み)にくっ付けております。
09.14
サイドカーの舟のご紹介を・・・・
前から見たところです。 取り付けフレームだけはEML用を使っております。
舟の右側のデザインですが、エラを開いた様な感じになっております。以前に乗っておりましたEMLサイドカーの場合、サイドカーの風防に当たった風が(私の)体の右半分に追し寄せて来るのでした。 夏は、それでも良いのですが、冬は恐ろしく寒くて大変でした。 それで、現在のEMLは、そのあたりの事を考慮されたデザインとなっています。
Hechardの場合、”このエラ張り”と風防の両端を少し絞ったデザインとの効果で、体に当たる風の量はかなり少なくなっております。
EMLのフレームのセッティングの画像です。 (ガレージ・ボスさまのサイトより拝借させて頂きます)
オリジナルでは4箇所でバイク本体と固定しています。 ガソリンの補助タンク(私のは付いていませんが)現在は車検もOKみたいですね
川上氏のお話では、ヨーロッパのサイドカーの場合、EMLが基本となっているそうです。(英国系は別ですが)
写真では判りにくいのですが、サイドカーフレームから伸びるアームのうち、後方のぶんはバイクの底から(バイクの左側)反体側までアームが伸びています。これにより強固な固定が出来るそうです。
この画像では、全てオリジナルなEMLの部品を使っておりますので、フロントフォークもEMLオリジナルのR’sフォークです。
スタイルはテレスコピックに似たデザインで、ちょっと憧れてしまいます・・・・
初めてサイドカーのフレームを見た時は(もう少し太い鉄骨で作られているのでは、と・・・・)ちょっと驚いてしまいました。
ですが、これだけ有れば充分の強度が保てるのでしょう。
Hechard Sidecar のオリジナルの画像ですが・・・
扁平率の高いタイヤを履いており、サイドカー先端もかなり低目となっております。(フロント部が下がりますので、オプションのロングスクリーンが取り付けられております) やはり高速走行を基準にしたセッティングなのでしょうか・・・
これに関しましては、川上氏は不具合を感じられておりました。
デザイン的な面もあるのですが、せめてもう少し舟の先端はupさせた方がいいのでは・・・ということで、フレームとバイク固定用のアームの溶接部を一旦、切り離して、先端部をリフトアップした状態で再度、溶接し直されております。
バイク・フロントタイヤも、扁平率の低いものに交換して頂きました。
舟に乗り込んでみますと、この状態でなんとか(舟の中は)水平を保っているかなあ・・・と言った感じで、オリジナルの状態ですと、明らかに足の方が下がってしまうと思われました。
タイヤに関しましては・・・以前、私の乗っていた車で(極太・扁平タイヤに憧れたもので)タイヤを交換したのですが、ハンドルの重さと共に道路のワダチに過敏に反応してしまい、閉口してしまった苦い経験がございました。
それほど超高速でぶっ飛ばすことも(あまり)無いでしょうから、乗り易いタイヤの方で良かったのでした。
フロント回りですがHechard Sidecarは普通のR’sフォークが付いております。 EMLのようなスマートなデザインでは無いのですが、これまで乗って来ていたサイドカーがテレスコピックだったのと比べますと”雲泥の差”が有るのでした!
GL1800になってからはABS機能が付きました。元々、GLのブレーキシステムは複雑だったのですが、益々ややこしくなってしまいました。 一応、ABS機能を残すようにセットアップをして頂きましたし、何度もエア抜きをして頂いたのですが、時に(高速走行時に)ABSが誤作動してしまう時が有ります。
舟の中より見たものです。私は大雑把な性格ですので舟の内装は初めからのママですが、 器用な方々はクロスを張り替えられていろいろなオプション品を追加されるみたいです。
一応、オーディオと時計(何と、電波時計!・・・でも、お安いモノなのですよ)は自分で付けました。
Hechard Sidecarのセールスポイントは”ドア付き!”、そして風防がガラス製。・・・たったの、それだけなのです!(FRP成型しますので、かなり手間はかかるみたいですが・・・)
舟の内部は横に2人乗りとなっておりますが、大人が2人で横に・・・というのはチト苦しい感じです。(大人1人+子供1人が限界かな)
それから細かな所ですが、足を置く部分が僅かに窪んでおります。 平らだったこれまでのサイドカーと比べれば、足の踏ん張りも効きますし快適だと思います。
向かって左側には(秘密の)収納スペースがあります。(こうやって書いてしまえば、秘密にはならなくなりますね!)
もう少し、丁寧にコード類の処理をしないと不細工だなあ・・・反省!
舟の先端部を内側から覗いたところです。舟の先端部には2個のハロゲンランプが取り付けられてますが(結線はしておりません)ランプと舟の壁との隙間はパテで埋められていました。・・・・・もしも、ここに隙間が開いてしまえば、雨天走行すれば舟の中は水浸し〜・・・・!
ハロゲンランプ用の口金を取り替えて、最近流行のLEDバルブにしようかな・・・と考えていたのですが、give up してしまったのでした。
舟の後部トランクは、こんな感じです。程ほどに収納スペースが有ります・・・・
私は、1人で走ることが大部分ですので荷物は舟の中に入れればOKなのですが、二人乗りで長距離ツーリングされる方などは若干、収納量が足りないそうです。
それを解消する為に、数年前からトレーラーを引っ張る方が増えて来ました。 バイク用のトレーラーもいろいろな種類が有りますし、自作される方もいらっしゃいます。 何となくトレーラーに憧れてしまうのですが・・・・・今の状況を考えますと、我慢するしかなさそうです、とほほ。
・・・・・と言った感じです。自分自身でセッティングする訳では無いので、細かいところまでご紹介出来なくて、申し訳ございませんでした。